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高血圧

高血圧

高血圧とは…

血圧は、心臓から送り出される血液の量、すなわち心拍出量と
血液が末梢血管を流れる際に生じる抵抗によって調節されており通常は収縮期血圧が150を超えて上昇した状態が持続する場合が高血圧

血圧調節に関与する因子

現代医学的には

血圧を調節する心拍出量と末梢血管抵抗は、交感神経や、血管の収縮、拡張に関与するホルモンなどの血管作動性物質、さらには循環血液量により規定されている。したがって、血圧が上昇して高血圧症が発症する因子として、

  • 中枢神経における交感神経の刺激(緊張)
  • ホルモンなどの血管収縮因子の、過剰な生成と分泌
  • 腎臓からのナトリウムや水分の排出低下による循環血流量の増加

が考えられる。

中医学的には

血液を全身にめぐらすための力=心臓が血液を押し出す力。これが血圧。
血圧が普通より上昇しているのはより大きな力を加えないと必要な血液がめぐらない状態であるということが推測できる。
たとえば血液の粘度が高ければ高い圧をかけないと血液はめぐりにくいだろう。

中医学の考え方では、血は気の推動作用によって血管内をめぐる。
この「気」の働きが妨げられて気滞血瘀の状態になっている=スムーズに血液がめぐらない状態である⇒血圧が上昇する。
気滞を起こす原因として

  • 風寒湿邪などの外邪
  • 痰飲
  • 水湿
  • 気虚

などが考えられる

全身への影響…高血圧状態が続くと起こる合併症

高血圧が持続すると、心筋は肥大する。これは、負荷に応じて収縮力を高めて心臓の機能を保つための適応現象である。しかし、血圧が著しく上昇して過剰な負荷が加わると、適応能力の範疇を超えてしまい、心不全となる。
   =高血圧性心疾患
高血圧の圧負荷は動脈にも加わり、動脈の組織は障害され、また肥厚化して硬くもろくなる
   =動脈硬化
特に脳動脈では細い動脈が壊死することで出血が起こる。
   =脳出血
腎臓では糸球体、移入動脈を中心とした硬化病変により腎臓が萎縮、硬化して機能不全に陥る
   =腎硬化症

高血圧症を安定してコントロールすれば、これらの合併症は予防することができる。

正常血圧に戻すためには

高血圧状態が続けば全身の動脈硬化が進んで血管は硬くもろくなる上にその血管に常に高い圧力がかかることになり危険です。
そこで治療の一環として「降圧剤」を使い血管や心臓の負担を軽減します。
《降圧剤の種類》

  • 末梢血管を直接拡張する薬
  • 交感神経の刺激の亢進を抑制する薬
  • レニン-アンジオテンシン系の働きを遮断する薬
  • 腎臓からのナトリウムや水分の排出を促す利尿薬

降圧剤を使うだけでいいですか?

しかし、血圧が正常範囲に収まるようになればもう安心というわけにはいきません。なぜならどの種類だとしても降圧剤を使ったために血液を送り出す圧力は下がっていますが、生活習慣が以前のままであれば体の隅々に血液を十分に届けるためにはある程度高い圧が必要だという矛盾した状態になっていることが推測されるからです。

不定愁訴、あれこれ

そのような矛盾した状態が続くと、体の末端のほうから血行不良が起こり、低酸素・栄養不足の症状が出てきます。

  • 手足の冷え、しびれ、痛み
  • 頭重、頭痛、めまい、不眠

中医学の治法

痰湿、気虚、などなど、血圧が上がるきっかけが分かれば、
それらの体質からくる高血圧に対処し、
単に血管内の圧力を下げるような対症療法ではなく、根本からの治療ができます。

漢方による治療は体のバランスの崩れを立て直し、必要なものを補うとか余分なものを除くなどして
血圧を高く保つ必要がない状態に近づけることで、結果的には不定愁訴なしに正常血圧を実現できます。

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